身近な植物で広がる保育のアイデア ~草木染め・たたき染め・押し花しおりづくり~
自然が絵の具になる!
草木染め・たたき染めに挑戦しました
自然科学概論(担当:才賀先生)の授業で、身近な植物を使った草木染めとたたき染めに挑戦しました。
草木染めとは、植物から採れる天然の色で布を染める、日本に古くから伝わる染色方法です。
今回は枇杷(びわ)の葉や栗のイガを使って染色を行いました。
枇杷の葉はやさしい淡い色合いに、栗のイガは温かみのある茶色に染まり、自然ならではの美しい色の違いを楽しむことができました。
布はあらかじめ豆乳に浸して染まりやすくし、その後、媒染液、ミョウバンを使ったアルミ媒染を行いました。
さらにビー玉や輪ゴムを使って模様を付けることで、一人ひとり異なる作品が完成しました。




続いて行ったのはたたき染め。
葉や花びら、茎を布の上に置き、石で丁寧にたたいて植物の色や形を写し取る技法です。
学生たちは植物の特徴を生かしながら、それぞれテーマを考えて制作に取り組み、世界に一つだけの作品を完成させました。


授業では、前回摘み取って押し花にした紫陽花などもラミネート加工し、しおりづくりにも挑戦。
リボンを付けて仕上げると、夏らしい素敵なしおりが完成しました。
保育現場では、特別な材料がなくても、季節の草花や木の実を使って子どもたちと豊かな表現活動を楽しむことができます。
今回の授業では、自然の美しさや色の不思議を体験するとともに、「身近な自然が教材になる」という保育の視点を学ぶ貴重な時間となりました。



編集者ノート
保育の制作というと、市販の材料を思い浮かべる方も多いかもしれません。
でも、季節の葉っぱや花びら、木の実は、子どもたちにとって最高の教材です。
「この色はどこから生まれたの?」
「葉っぱによって色が違う!」
そんな驚きや発見こそが、自然への興味や探究心につながります。
自然と遊び、自然から学ぶ。
名古屋文化学園保育専門学校では、そんな保育者を育てる学びも大切にしています。
















