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【オーストラリア保育実習】学生たちが見つけた「日本との違い」―実習2日目レポート

【オーストラリア保育実習】学生たちが見つけた「日本との違い」

オーストラリア保育実習ツアーも、いよいよ本格的な実習期間に入りました。

 

(宿泊しているコンドミニアムまで毎日園の先生方が迎えにきてくださいます)

 

 

8月10日は実習2日目。

学生たちはそれぞれの実習園・クラスで子どもたちと関わりながら、保育の進め方、環境のつくり方、先生たちの声かけなど、たくさんの「日本との違い」に気づき始めています。

今回は、学生や同行している先生から届いた現地レポートをもとに、実習2日目の様子をご紹介します。

 

 

🌸園が違えば、保育のスタイルも違う

この日はCarbrookがお休みだったため、Carbrookで実習している学生たちは、オージーキッズ・マーメイドウォーターズで合同実習を行いました。

そこで学生たちがまず感じたのが、同じオーストラリアの園でも、保育のスタイルには違いがあるということでした。

Carbrookでは、先生がいくつかの活動を机ごとに用意し、子どもたちに何をしたいか尋ねながら活動を進める場面が見られたそうです。

一方、Mermaidでは、先生による絵本の読み聞かせや、音楽に合わせて体を動かす活動など、みんなで一つのテーマに取り組む時間が多く見られました。

ただし、みんなで同じことをするだけではありません。

この日は「動物」をテーマにした絵本の読み聞かせのあと、

粘土に木の棒を刺してハリネズミを作る遊び、
紙に木や落ち葉を貼り付けて作品を作る遊び、
動物のオブジェを使って自由に遊ぶコーナー

など、複数の活動が用意されていました。

子どもたちは、自分がやってみたい活動を自由に選びます。

すべての活動をしなければならないわけでも、全員が同じものを作らなければならないわけでもありません。

「動物」という一つのテーマは共有しながら、子ども自身が遊びを選択できる。

学生からは、そんな保育スタイルがとても印象的だったという声が届きました。

 

 

🍃自然素材を取り入れた遊び

実習中には、羽や葉っぱ、木の実など、自然の素材をそのまま遊びに取り入れている場面も見られました。

学生の一人は、

「学校の授業で習った“素材”や“素材に近いもの”がたくさん使われていて、日本との違いを感じました」

と振り返っています。

学校で学んだことが、海外の保育現場で実際に目の前に現れる。

これも海外実習ならではの発見です。

 

 

👶Babiesクラスで見つけた違い

Mermaidでは、乳児クラスを見学する機会もありました。

学生たちは、食事や清掃など日常生活の中にも、日本とは異なるやり方があることに気づきました。

普段何気なく行っている保育の一つひとつも、国や文化が変われば方法はさまざまです。

「日本ではこうするのが普通」と思っていたことが、海外では必ずしも同じではない。

実際の現場に入ってみるからこそ、そうした違いを具体的に知ることができます。

 

 

🍪クッキングの中にもたくさんの学び

AMAZEでは、子どもたちがANZACビスケットづくりを楽しんでいました。

一人ずつ材料を入れたり、混ぜたりしながらクッキングを進めます。

同時に、友だちの順番を隣で待つことも経験していました。

「お菓子を作る」という楽しい活動の中に、
順番を待つこと、友だちの様子を見ること、自分で参加することなど、さまざまな学びが自然に組み込まれています。

学生たちにとっても、「活動そのもの」だけではなく、その中にどんな保育のねらいがあるのかを考える機会になっています。

 

 

🛫学校で習った英語と、現場で使われる英語

AMAZEの4・5歳児クラスで実習した学生からは、英語についての気づきも届きました。

子どもたちの英語がうまく聞き取れない場面もあり、

「もっと英語を勉強したい」

と感じたそうです。

また、学校の英語の授業で学んだ表現とは違う言い方で、先生が子どもたちに声をかけている場面もありました。

教室で学んだ英語を、実際の保育現場で聞く。

そして「こんな言い方もするんだ」と知る。

これも、現地で実習するからこそ得られる学びです。

この日は日本語クラスもあり、学生たちは子どもたちと歌を歌ったり、日本の文化や遊びを楽しんだりしました。

オーストラリアで英語を学ぶだけではなく、今度は自分たちが日本文化を伝える側になる。

国際交流の面白さも感じることができました。

 

 

👩現役の先生も一緒に学んでいます

今回のオーストラリア研修には、名古屋文化学園の附属園で勤務する先生方も参加しています。

小林先生は、日本では4歳児クラスを担任していますが、オージーキッズ・マーメイドウォーターズでは1〜2歳児クラスで実習しています。

そこで出会ったのが、Sensory Play(感触遊び)でした。

色をつけたお米やパスタ、小麦粉とココアパウダーを使い、牛や羊を置いて牧場に見立てた遊びです。

現地の先生からは、遊び方だけでなく、この活動を通して子どもたちにどんな経験をしてほしいのかという「ねらい」についても教えていただきました。

小林先生からは、

「自分のクラスでも実践してみたい」

という声も。

学生時代だけでなく、保育者になってからも新しい保育に触れ、学びを持ち帰る。

今回の研修は、学生だけでなく、現役の先生方にとっても貴重な学びの機会になっています。

 

 

🍴実習後はみんなで情報交換

この日の夜は、学校主催のBBQパーティーを予定していました。

ところが、午前中の強風の影響で滞在先のBBQサイトが急きょ閉鎖に。

そこで予定を変更し、先生の部屋に集まって食事会を行いました。

食事のあとは、そのまま実習の情報交換会へ。

複数の園やクラスに分かれて実習している学生たちが、

「こんな活動をしていた」
「こんな声かけをしていた」
「日本とはここが違った」

と、それぞれの経験を共有しました。

話を聞いていくと、違うのは「日本とオーストラリア」だけではありません。

オーストラリアの中でも、園によって、クラスによって、保育の考え方や方法はさまざま。

自分が体験したことだけでなく、仲間が体験したことを聞くことで、学びはさらに広がっていきます。

 

 

🌞明日からは全日実習へ

これまでは半日の実習でしたが、明日からはいよいよ1日を通しての実習が始まります。

午前中だけでは見られなかった午後の子どもたちの姿、食事、お昼寝、活動、先生たちの関わり。

さらにたくさんの発見が待っているはずです。

「日本と違う」で終わるのではなく、

なぜ違うのか。
その保育にはどんなねらいがあるのか。
自分だったらどう取り入れるのか。

学生たちが実際の保育現場で見て、感じて、考える日々はまだまだ続きます。

引き続き、オーストラリアから届く学生たちの学びをお届けしていきます🇦🇺✨

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