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学校評価

学校評価

「津こども園自己評価公表シート」について

本園では、平成21年度より、教師自らが客観的な目で自園の教育・保育を振り返り、主体的に改善に取り組むために課題を明確にすることを目的として、学校評価を実施、公表しています。

令和元年度 津こども園自己評価公表シートのページ

学校評価

「令和2年度 津こども園自己評価公表シート」

1. 本園の教育目標

「 "自分らしく" 生きる力と 思いやる心」をもつ子どもに
・元気いっぱい・・・元気を出すと楽しくなれる
・自分を大切に・・・そして友だちも大切にできる子に
・見る・聞く・考える子に・・・まずは自分の中に取り込んで 興味を持って試してみよう
・豊かなこころ・・・感じ合い伝え合う表現のできる子に
を教育の目標とし、集団生活を通し個々の幼児の自主性を育て、豊かな心情、よき生活習慣や人間関係に向かう意欲、態度を培う。

人間らしい豊かな生き方をできる人に育成するために、環境を通し心身の発達に即した「バランスのとれた保育と教育活動」をめざし、本園では次の6項目を掲げ実践している。

  • 1. 「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5領域の各々のバランス。
  • 2. 心の成長と体の成長のバランス。
  • 3. 日々の生活が変化に富み、且つその変化のバランスがとれていること。
  • 4. 先進のメソッド (コンピューターなど) と伝統行事 (茶道など) のバランス。
  • 5. 幼稚園教育と家庭教育のバランス。
  • 6. 保護者ニーズと幼稚園教育活動とのバランス。

2. 本年度重点的に取り組むことが必要な目標や計画をもとに設定した学校評価の具体的な目標や計画

学校評価の主旨を理解し、自己点検・自己評価を実施。教師自らが客観的な目で自園の教育・保育を振り返り、主体的に改善に取り組むために課題を明確にする。

※評価項目は『私立幼稚園の自己評価と解説』の自己評価項目の一部を参考とし、自園独自の項目も設定

※評価結果の表示方法・・・A:達成されている B:概ね達成されている C:取り組まれているが十分でない D:取組が不十分である

3. 評価項目の達成及び取組み状況

  評価項目 結果 取組み状況
1 保育の在り方 (計画性)
幼児への対応
B 「バランスのとれた保育の実践」を念頭に、保育内容や指導計画作成等を立案。今回、教育・保育目標の字句の修正を行った。新型コロナ対応で新年度早々休園となり心配したが、朝の体操や担任の出席調べ等を動画配信し、家庭で過ごす子どもたちとの繋がりがもて、再開されてからの成長は大きかった。
2 教師としての資質や
保育の質の向上
B 保育部は何もベテランの保育士で、養護・教育の面でも充実。教育部に於いては教員の得手不得手が保育の質に現れないよう、副園長始め主幹教諭がフォロー。私学に於いて "研修は命" と心得、研鑽に努めてほしい。
3 保護者への対応
地域社会とのかかわり
B 2年度はコロナ対応に追われた1年。残念ながら、9月には本園も感染者発症で臨時休園。いち早くHPにて公表し、保護者や地域の理解を得ることができたと考える。津まつり他、イベントへの参加ができず残念だった。
4 子育て支援や
預かり保育の充実
B 預かり実施日や時間対応の見直しを行い、新2号預かりの充実を図った。登録者は増えたが、実際の利用数は伸び悩み。費用の検討が必要かも。コロナの影響で、津よいっ子クラブ全般参加者減で親子教室も1グループ編成となった。
5 研修と研究 B 新人研修や処遇改善IIの研修が対面でできずオンラインや動画対応となり、不自由ではあったが、今後は、実践と視聴での研修を組み合わせることも良いと感じた。
6 防災対策の見直し
安全保育・安全点検
避難訓練を計画的に実施。クラス別や部門に分かれ自主訓練がスムーズにできることは大変良かった。園庭の大型遊具の経年劣化が心配されるので、日々の点検・確認に努めているが、買い換えを視野に考えるべきだった。大きなケガが2件、幼児の "意欲" からの事故ではあるが、安全対策と園庭での保育士の関わりを考えさせられた。
7 保育の振り返りと
自己点検・自己評価
保育に対する思いや苦労等を感じ取ることができ、自由記載の評価シートは、今後も取り入れたい。自身の振り返りだけでなく、それぞれの良い面を認め合い、互いが支え合えるチームとしての成長を期待している。

4. 学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果

結果 理由
B 認定こども園に移行して2年。クリッペ部3号認定子どもは、市の利用調整により利用定員数を確保。教育部2号認定は既に超過している状態で、1号から2号認定への変更を希望する保護者の意向に添えない状態。全体としては、幼稚園部1号認定での3歳児入園が少なく、園児数伸び悩みで大変苦戦している。今後は、2歳児の募集に力を入れ、まずは3号認定白2組の受け入れを増やすことを考えていきたい。令和3年度募集は、本園職員のコロナ感染発生と重なり、55名と低迷。このことの影響の大きさを実感。採用に向けては早い時期から取り組んできたが、希望者が無くギリギリの職員配置となり、教職員の負担軽減ができず申し訳なかった。コロナ対応でいろいろな行事が縮小・変更・中止となり、この "未経験" が次年度の行事・活動への負担感にならないか心配している。2歳児白2組の指導計画を作成できたことは良かった。

5. 今後取り組むべき課題

課題 具体的な取組み方法
教育・保育指導計画の整備 学年別年間計画の見直しと、0・1歳児の月案・週案の作成
人材確保 養成校へ早い時期での求人票発送と、自主実習希望者の受け入れ
保育業務のAI化 業務の分担 出席確認や記録簿のAI化

6. 学校関係者の評価

新型コロナウイルス感染拡大のため、学校関係者評価委員会は中止。
 代表者による意見交換会を開催。特に問題なし。

会議内容
開催日時 平成3年6月2日 (水) 11:00〜
津こども園 ホール
出席確認 ・学校関係者評価委員 代表 3名
・津こども園 教職員 3名
開会・挨拶 内田名誉園長 挨拶
堀内園長 園長就任挨拶
現状説明
(内田名誉園長)
・新型コロナウイルス感染症への対応と合同会議中止の説明
・令和2年度中の行事・保育内容の対応について
・本園職員感染者発生における休園・登園自粛期間 諸費用の扱いについて
令和2年度
自己評価説明
(堀内園長)
令和2年度自己評価公表シートに沿って説明
・入所児童の状況
・教職員の状況
意見交換 ・新年度早々の休園で心配したが、4月末には園のおたよりとプレゼント袋 (ぬりえやゲームなど) の配布、そして動画配信での出席調べは、毎日見てお返事することが日課となり、 "繋がってる感" を感じ、先生方の配慮に感謝。

・誕生会見学や保育参観、運動会、遊戯会など、コロナ対策をとりながら工夫して実施。子どもの成長を見ることができて良かった。親子のつどいがなかったことは残念。

・園職員が濃厚接触者に特定され、陽性が判明したときは驚いたが、園の迅速な判断、夜遅くまでの対応、先生方のご苦労に「感染が広がらないこと」を心より願った。

・保護者会活動も自粛。その中で分科会とミニバザーを開催したことは良い成果となった
閉会・挨拶 最後に堀内園長が挨拶、11:40終了

7. 財務状況

特に問題なし

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