[ ← 前の記事へ次の記事へ →記事一覧のページへ ]

No.103 文部科学省の実地視察を終えて

本年6月17日、本校は、中教審 (中央教育審議会) 教員養成部会による「教職課程認定大学等実地視察」を受けました。これは、幼稚園教諭、小学校教諭などの学校の先生を養成する大学や専門学校が必ず受けなければならないものです。以前から全国の大学、短大が受けているこの実地視察ですが、2年前から教職課程を持つ専門学校も実地視察が行われるようになりました。今回、中部地方の専門学校で最初に本校の番が回ってきました。

本校は文科省に指定された「指定教員養成機関」です。他の大学の通信教育によって免許を取得するのではなく、本校独自に教員を養成できる学校なので、この実地視察を受けて合格する必要があります。この「指定教員養成機関」は全国で28校 (幼稚園教員養成) しかありません。東海3県には2校しかなく、他の大学の通信教育で幼稚園免許を取得する専門学校とは一線を画しています。

視察の目的は「教職課程が指定された時の水準が維持でき、さらに向上に努めているかを確認する」ことです。具体的には「確固たる教育理念を持っているか」「その教育理念を授業でどのように反映させているか」「授業の内容は法令に基づいたものか」「教員の数や質は基準に達しているか」「実習はどのようになされているか」「図書は充実しているか」「コンピュータ室・ピアノ教室 (器楽室)・図工室などの施設・設備が整っているか」等です。それらを事前に提出した資料を元にして、視察当日の本校の説明や授業見学、施設見学で確認していかれました。

「学生諸君には事前に連絡してあったものの、実際に視察の先生方が教室に入って来られた時はドキドキしたのではないでしょうか。私たちも学生がちゃんと受講しているかどうかハラハラしましたが、視察委員の先生たちからは「学生が熱心に取り組んでいますね」との言葉をいただきホッとしました。

本校独自の取り組みについても説明しました。本校第1部 (昼間部) では附属幼稚園で園児さんたちと触れ合う時間をたいへん多く持っていること (学内実習、早朝実習、ランチ実習、運動会見学、遊戯会見学、お泊まり保育ボランティア)、第2部 (夜間部) では保育現場で働きながら勉強することでより実践的な教員養成ができていること等につき、高い評価をいただきました。

視察を終えて、視察委員の先生方から、極めて的確かつ有意義なアドバイスやご指摘をいただきました。私たちがどうしようか悩んでいたことや気付かなかったこと等に詳細なご指導を得ることができました。本校がより優れた保育者を養成する学校であり続けるよう、これからも教職員一丸となって取り組んでいきたいと感じました。
今回の視察の講評は、後日文科省のホームページに掲載される予定です。

( レポート:校長 )

▲このページのトップへ